僕の話

こんばんは、情報メディア創成学類3年、mast17のかとゆーです。

この記事は mast Advent Calendar 2019 の13日目の記事です。昨日の記事は友人eseboatの カメラはじめました。|eseboat|note でした。すごいいい話だから読んでほしい。

去年も遅刻してしまって、マテウスって人に散々なじられたんですけど今年も間に合いませんでした。マテウスごめん。 

さて、今回のアドベントカレンダーで3回目になり随分時が経ったなあなどと思うんですけど、ネタがあんまり思いつかなかったのでTwitterアンケートを取ったら46%の人間が僕の人生の話を聞きたいなんて言うのでなんかそういうこと書きます。

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技術ネタ3年にもなったら書きたいよなあとか思ったけどそんな力ありませんでした。悲しいね。

 

もくじ

 

人間性の話

人生観というのは結局人となりから派生するところなのかなと思うので、そこを話します。

2年前に書いたアドベントカレンダーでは「クソ真面目すぎて辛い」なんて書きましたが、最近の僕と言ったら自堕落そのものです。惰眠を貪った挙句平気で遅刻したり物によっては2週連続ブッチしたりしてます。当時の僕が見たらなんていうでしょうね。テストやばいぞ。

僕の良くないところは他人は他人と割り切れないところですね。他人に僕の持つ真面目さを押し付けて「あいつはあんなに不真面目だ」「あいつは生活がグチャっててダメ」とか思っちゃうんですね。この辺りについては人の生き方なので口は出すべきではないんですけど、それでも僕なんかよりスペックの高い人間はこの大学にはいっぱいいるので劣等感と嫉妬ですかね、それに押し寄せられて割と頻繁に陰鬱とします。

この頃の僕を返して。

まあこの講義に対する焦りというのは当時に比べて随分と落ち着きました。

そりゃまあ講義ちゃんと聞いてちゃんとテスト受けてちゃんと単位を取るのが至極真っ当なんですが、今思うとかなり焦り妬み僻み嫉みの塊だったので、今くらいゆったり構えてる様はちょうどいいんじゃないかなと思ってます。

加えて、結構この頃に比べれば他者と自分を区別して考えることができるようになったんじゃないかなと思います。これ大事なことで、行きすぎると他人に投射しすぎてこの世の全人間のスペックを重ねて見てしまったりすると悲惨な気持ちによくなってました。面白いですね。あとは大学の講義がこの世の全てではないことを時間をかけてちゃんと受け入れられるようになったってことかな〜とも思います。ただ出席はしよう。 

ここから考えると、これは「慣れた」ということなのかもしれないですが、元来僕っていうのは物事に慣れるのがすごく遅い人間なんです。これは結構生きていく上で致命的で、環境に適応できない生命は死んでいくのでコミュニティに属して生きていく上ではなかなか辛いものがあります。

 その適応力のなさだったりから無力感を感じたり、いまだに他人を羨んだり妬んだりみたいなことが結構あるのです。中身がガキなので。

mastの人間は意思を持って動ける人間がすごい多いイメージなので、先輩同級生後輩、自分の道を開拓して突き進んでる人を見ると「どうして自分は何もできないんだろう」とはなりがちだなとは思います。

でもこれに関しては無力で行動できずに縮こまっているのは嫌だから、せめて自分でちゃんと納得できるような自分になりたいですね。去年から何も成長していない自分を責めているのは何もできなかった自分っていうとても悲しい様になってしまっているので、来年は研究で忙しくてもやりたいことを見失わないようにしなきゃいけないな〜〜〜〜。。。

研究といえばついに研究室配属が行われました。第一希望のロボット系研究室にお世話になることになりましたが、物理に関しては随分曖昧なまま今まで来てしまったのでちゃんと勉強していかなきゃな〜〜〜という気持ち。

今の生活でちゃんと研究室いけんのかお前は。

 

大学入ってから変わったことの話

大学入ってから結構ものの見え方が変わってきて、視野が広がったというか今まで縮こまってたものは一体なんだったんだろうみたいになったので今後はガンガンに視野を開拓していきたいですね。高校時代を今思うと恥ずかしいくらい視野狭かったなあとか。

物事の中でも、言葉の意味を随分深く考えるようになりました。

上っ面だけの言葉、ぱっと聞いただけでは理解しきれない言葉に対して時間をかけてでも噛み砕いて自分なりに解釈することは以前より上手になったのかな〜と思います。

結構最近は大学に入る前よりも性格が、というよりはもともとある我が強い部分がよく出てしまっていけんなあという気持ちになったりします。結構丸い人種だったような気がしたけどな〜とか思っていたけど、ある意味奥底にあったものが出てきているだけなのかと思ったり。

生きている上でどうしても人間関係はつきもので、元来当たり障りなく生きてきた人間だったので意思がぶつかるのとか避けてきたんですけど大学入ってからは感覚が変わってきてコミュニケーションをちゃんと取るっていう当たり前のことを意識していくようになりました。

以前に比べたら衝突したり熱くなったりすることが増えたけど、これはこれで人間らしくていいんじゃないですか?知らないけど。

 

立ち位置の話

組織や何かしらのグループに所属する時、何かにつけてポジションが存在します。

僕は結構人の上に立ちたがりな側面があり、わかりやすいところでいくと静岡県人会の会長やらせてもらったり過去にはクラ代の局長を務めさせてもらったりしたんですが、結構これが向いてないんじゃないかって思うようになったんですね。

上でまとめ役を買って出るのも今までは好きでやってた部分もあるんですけど、意見は結構出せると思ってるし出したい派なので、下にいて色々言うのも割と好きだったり。

向いてないっていうのは、僕の悪いところとして決定力が圧倒的に欠如している、と言うのがあるんですね。最終的にじゃあこれで行こう!ってなる時「本当にこの案でいいのか?」ってことを考えてしまい慎重になりすぎるのかな〜って。

人の上に立つ以上は慎重さより決定力のあるトップの方が組織としてもスムーズにことが進むわけです。それが悪い形になったとしても全体の意思を尊重しすぎて物事を停滞させるよりは余程マシなような気もしてます。ここまで言っても自分がそんなタイプになれるとは思わないのでそれこそ根幹の人間性でしょうかね。

どのポジションで役割を果たすのが一番良い形なのか、いまだに判然としていないのが惜しい部分ですが自分が得意な役割とやりたい役割は必ずしも一致しないことも踏まえて、それを割り切って考えられるようになりたいなと思ってます。

 

何をしていくかの話

 大学に入ってから、特に何かを成し遂げたわけでもなく、その上何も身につけることなく今の今まで来てしまったな〜と思ってます。

興味の幅が広いとは思っていますが、熱し易く冷め易いタイプなのでかなり手放してしまったの物が多く、悪い意味で広く浅い知識になってしまったなあと悔やんでいます。

情報系分野において何につけても知見が浅い人間に何ができようかと、時々不安になるわけです。

無為に院進することに意味は見出せないし、そもそも興味のある分野が本当に好きなのか、そしてやっていけるのかとか。

実は随分前から情報系の世界で生きていくことに対してそれなりの不安を抱えていて、院進について考えたり就職について考えたり、頭が痛くなることばっかりですが棒立ちでいい訳がないので、進んでいかなきゃいけないですね。

ただ自分としては情報系で死ぬまでやっていけるのかと言うと結構怪しい気がしていて、今年は首肩背中が慢性的に痛かったりってことを考えると今のままじゃ途中で体壊して辞めるだろうな〜〜って容易に想像がついてしまうのでこれ早くどうにかしたいですね。

 

ハマりごとの話

急にベクトル変わったけれど、僕の人生の中の1年を彩ったものは話す必要があると思ったので書きます。

最近はサッカーを見るのにハマってて、Jリーグから入ってプレミア見たりラ・リーガ見たりで結構趣味はサッカーに侵されてます。スポーツにハマるのは卓球野球に続いて3個目みたいな感じですが、サッカー今はかなりキテるので同志は仲良くしてください。やる方はからきしダメなのでパスで。

あとは新しい音楽を開拓したり。今年は三月のパンタシア「三月がずっと続けばいい」)、Little Big(「AntIPositive」)、sano ibuki(「決戦前夜」)、髭男(「Pretender」)とかその辺りよく聴いてました。髭男は開拓とは言わないかもしれない。(紅白おめでとう)

そして今年急激に興味が湧いたのは美術館巡りで、5月に東京都美術館クリムト展を見たのをきっかけに森美術館国立新美術館国立国際美術館金沢21世紀美術館とかとかどこかに行くついでに展示を見るようになりました。国立の美術館はキャンパスパスポートが効いていいね。

以前から作品をチビチビと作って人に見てもらうと言う行為をしていたものの積極的に足を運ぶ感じではなかったので、鑑賞者の視点から、そして作者の視点からじっくり展示物に向き合って考えて対話することが楽しかったりしてます。

作者の視点からとかおこがましいけれど、作品を何を考えながら作ったのかを考えることはそのテーマについて深く考察することにつながるので、物の見方について考えさせられる大きな要因かなと思ってます。

あとは2つハマったマンガがあって。

1つ目は「ブルーピリオド」と言う美術マンガで、上のマイ美術館ブームの真っ只中(7月)にツイッターで回ってきたマンガにガンガンに惹かれて全巻買い漁ってしまったわけです。

主人公は美術なんか真面目に取り組んだこともないインテリヤンキーなんですけど、思考のプロセスがだんだん深くなっていくにつれて僕も「あ、これって実はこんな簡単なことだったのか」とか気づかされることが多くて読み応え満点です。これは曲がりなりにも制作をする自分だからなのかはわからないけれど、モチベ高めな登場人物を見てると自分もやるぞって気持ちになれるので気持ちが沈んだ時とか読みます。

2つ目は「アオアシ」っていうサッカーマンガです。これもサッカーにハマってた影響で読み始めました。

これもモチベ系(?)なんですけど、Jクラブユースで愛媛の部活でサッカーしてた主人公がサッカーに対して色々な気づきを得て、周りの人間も巻き込んでチームごと成長させていくみたいな感覚がすごいすこいです。戦術についてここまで論理的に描くサッカーマンガは今までに読んだことなかったので随分お気に入りです。

 

終わりの話

長くなりましたが、どう生きていこうかなとかはちゃんと考えていかなきゃな〜って書きながら思いました!来年の加藤に期待!あとマテウス遅れてごめんね!